
MAINTENANCE GUIDE メンテナンスガイド
お客さま自身でメンテナンスできる
扉や引き出しの取り付け方・外し方、扉のずれの調整方法などをご案内します。
※再生マークが表示される項目は動画での説明となり、クリックすると動画が流れます。音量にご注意ください。
各部の調整方法
- 扉の調整方法
- 扉のずれの原因や改善方法についてご紹介します。 >詳しくはこちら
- 扉の調整方法
- 床の傾斜により生じる家具自体のゆがみや、食器などの重みによる偏りなど、扉の高さのずれには、さまざまな原因が考えられます。
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- 原因①扉が水平ではなく、傾斜している
- 部屋の四隅は建物の土台の上に固定されていますが、他の部分は固定されていないことが多いため、床は部屋の四隅から中央に対して傾斜していることがほとんどです。
傾斜している床の上に家具を設置すると、家具自体がゆがみ、左右の扉の高さにずれが生じてしまいます。 - 原因②食器などの収納物の重み
- 棚の左右で食器などの重さに差がある場合、家具の重心が偏ることでゆがみが生じ、 左右の扉の高さがずれてしまいます。
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- 解決・対策方法
- STEP : 1
- 左右の扉の高さを比較します
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- STEP : 2
- 下がっている扉の前の角に、板状の物※を家具と床の間に差し込みます。
※縦40~50×横40~50mm、厚さ1~3mm程度
例)左側の扉が下がっている場合、左手前角の下に差し込む(右図.赤丸部分)
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※扉の高さにまだ差がある場合は、板の厚さを増やします。高くなってしまった場合、板の厚さを減らして調整してください。
※紙を何度か折り曲げることで、厚みが増し、板の代用品としてお使いいただけます。
※必ず2人以上で作業を行ってください。 -
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- 原因④左右の蝶番の取り付け位置が合っていない
- 商品の不良となります。大変申し訳ございません。
ご購入いただいた店舗までご連絡ください。
- ベッドフレームの音鳴りの調整方法
- 音鳴りの原因や改善方法についてご紹介します。 >詳しくはこちら
- ベッドフレームの
音鳴りの調整方法 - ベッドの部材同士が擦れ合うことで、音が鳴る現象を軋みといいます。軋みは、ネジの締め直しなどで改善することができます。
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- 原因①ネジやナットの緩み
- ネジやナットの緩みによって、部材と部材にすき間が生じてしまいます。 その状態でベッドを使用すると、部材と部材が擦れ合って、音が鳴ります。
- 原因②部材の接触
- 床板と部材がネジで固定されていないベッドの場合、部材と部材が擦れ合うことで、音が鳴ります。
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- ベッド本体から音がなる場合
- 〈 ネジやナットがある場合 〉
- ベッド本体のネジやナットを締め直してください。
- 〈 ネジやナットがない場合 〉
- 下図赤丸部分の部材と部材の間に布やフェルトを挟んでください。
※月に1回程度、定期的にネジを締め直してください。ネジが緩んだ状態で使用を続けると、部材のすりへりやぐらつき、破損の原因になります。
※綿素材の布やフェルトをご使用ください。
※厚すぎる布やフェルトを挟むと、部材がはまらなくなる可能性があります。
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- 原因③ フローリング床との摩擦
- ベッドの部材と床が擦れ合うことで音が鳴ります。
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- フローリング床とベッドの脚部分から音が鳴る場合
- 下図赤丸部分のベッドの脚の裏側にフェルトなどを貼ってください。
取付け・取外し方法
カバーリング
その他
- 床に付着したラグのベタつきの取り除き方
- 滑り止めによるベタつきの取り除き方や改善方法についてご紹介します。>詳しくはこちら
- 床に付着したラグの
ベタつきの取り除き方 - 長時間同じ場所にラグやマットを敷き続けた場合、使用環境の温度や湿度などにより、滑り止めによるベタつきが発生することがあります。
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- 原因①長時間同じ場所に敷き続けている
- 原因②使用環境の温度・湿度・紫外線
- 原因③滑り止め成分の分解・軟化
- 床材の可塑剤(塩化ビニルやフローリングのワックスなどに含まれる柔軟性を与える添加剤)とゴム製の滑り止め部分が化学反応を起し、滑り止めの成分が分解・軟化します。
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- お手入れ方法
- ① 中性洗剤を使用し、ベタつきの粘着力を弱めます。
- ② 消しゴムの摩擦で、ベタつきをすり剥がします。
- ③ 水拭きを行い、中性洗剤と消しゴムのかすを拭き取ります。
- ④ 再び中性洗剤で薄くなったベタつきを拭き取ります。
- ⑤ 最後に乾拭きをして完了です。
- 〈 ベタつきを発生させないためには 〉
- 1週間に1回程度、ラグやマットの敷く位置を変え、床の状態を確認しましょう。定期的に掃除をすることも大切です。
※床材の材質によっては、染みや変色を起こし、床を傷付けてしまう場合があります。必ず目立たないところで試し、床材と中性洗剤の相性を確認してください。
木材の特徴・お手入れ
木材の特徴
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オーク材
木肌は中程度から粗く堅い木材です。
木目がはっきりとしていて、柾目面には美しい木目が表れるのが特徴。
虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の斑紋を思わせる模様で知られています。 -
アカシア材
白から茶へ、中心部に向かって材の色が異なるのが特徴。
木目はほぼまっすぐですが、時として絡み合い、節とともに魅力的なアクセントになります。 -
ラタン材
ヤシ科のツル性植物の総称。
軽くて丈夫で折れにくく、曲線加工がしやすいのが特徴です。 -
ラバー材
手触りがよく、比較的均一で穏やかな木目。
そのため木肌が整いやすく、美しい模様となります。
成長が早く、短い周期で栽培ができるため環境にもやさしい木材です。 -
ウォールナット材
強度と粘りがある木質です。
温かみのある表情で艶があり、磨くと美しい光沢が。
使い込むほどに、味わいを増していきます。 -
ビーチ材
きめ細かく、白くなめらかな木目。
柾目面に表れる細かな斑点が特徴です。
強度が高く弾力性もあるので、美しい曲線を描く曲げ木に適した木材としても有名です。 -
チーク材
非常に堅い木質で、伸び縮みや反りが少なく、手ざわりもなめらか。
素朴さと気品を兼ね備えた木肌で、使い込むほどに味わいを増していきます。
木部分のお手入れ
- 普段は乾拭きしてください。汚れが目立つ場合はぬるま湯で200倍以上に薄めた中性洗剤に浸して固く絞った布で拭き取り、その後よく水拭き。最後に乾拭きしてください。化学雑巾は使用しないでください。
ラタン材製品のお手入れ
- 普段は乾拭きしてください。汚れが目立つ場合はぬるま湯で200倍以上に薄めた中性洗剤に浸して固く絞った布で拭き取り、その後よく水拭き。最後に乾拭きしてください。化学雑巾は使用しないでください。網目部や接合部のピール巻きの埃はやわらかい布や毛先のやわらかいブラシなどで軽くはらってください。
オイルフィニッシュ製品のお手入れ
水拭きする場合は、固く絞った布で軽く拭いてから乾拭きしてください。専用オイルを半年に1回程度を目安に塗ることをおすすめします。
オイル仕上げの商品のみお使いください。プリント合板にはお使いいただけません。ADDAY・KURTシリーズはお届け当初は木目に色が定着していないので、クリアを塗ると色が薄くなります。ご使用する場合は、お届け3ヵ月以降にご使用ください。オイルの取扱いは、商品ラベルに記載の取扱い上の注意をよく読み、ご利用ください。
※天板の裏など目立たない箇所でお試しいただいてからお使いください。
※塗装後に放置しすぎますと、ベタつきの原因となりますので、5~10分後に必ず拭き取ってください。
※ムラがなく、より深みのある仕上がりには、2度塗りがおすすめです。
※2度塗りの場合は、1回目の塗装拭き取り後、4時間以上乾燥させてから2回目の塗装を行ってください。